九州の雨

現在位置:朝日新聞デジタル社会災害・交通情報記事2012年7月4日0時6分
九州大雨、1人死亡1人不明 4万8千人に一時避難指示
停滞する梅雨前線の影響で九州北部地方は3日、記録的な大雨が降った。各地で川が氾濫(はんらん)し、大分県日田市で約2万人など大分、福岡両県で計約4万8千人に避難指示・勧告が一時出た。福岡県朝倉市では住宅の裏山が崩れて男性1人が遺体で見つかった。大分県中津市では川に流されたとみられる男性1人が行方不明に。大雨は4日昼前まで続く見込みだ。
(福岡県、大分県
気象庁によると、1時間雨量は午前7時前までに中津市耶馬渓町で91.0ミリ、福岡県添田町英彦山(ひこさん)で86.5ミリを記録し、観測史上1位を更新した。日田市付近や朝倉市付近では、午前8時までの1時間で110ミリの猛烈な雨を観測したとして、記録的短時間大雨情報が出た。大分県では07年の佐伯市以来5年ぶりという。

 梅雨前線は4日も九州北部地方に停滞する見込みで、予想される1時間雨量は熊本70ミリ、福岡、大分50ミリ、長崎40ミリ。午後6時までの24時間雨量は、熊本200ミリ、福岡、大分150ミリ、長崎100ミリが予想される。
⇒3日から保存すべし。
九州 再び非常に激しい雨のおそれ
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7月13日 9時5分:NHKnewWEB
活発な前線の影響で、九州北部で激しい雨が降っています。
九州では昼ごろにかけて局地的に1時間に70ミリ前後の非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の増水などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、南から暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になり、九州北部に強い雨雲がかかっています。
佐賀空港では午前8時までの1時間に57.5ミリの非常に激しい雨を観測したほか、福岡県柳川市では、午前8時半までの1時間に35ミリの激しい雨を観測しました。
九州北部では12日、1時間に100ミリ前後の猛烈な雨が降って記録的な大雨となり、熊本県の多いところでは11日の降り始めからの雨量が500ミリを超えています。
熊本県と鹿児島県ではこれまでの雨で地盤が緩み、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
九州では昼ごろにかけて1時間に70ミリ前後の非常に激しい雨が降るおそれがあり、南部では局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
また、西日本から東北にかけての広い範囲で大気の不安定な状態が続き、各地で雷や突風を伴って激しい雨が降るおそれがあります。
13日夜からは東海地方で局地的に激しい雨が降る見込みです。
14日の朝までに降る雨の量は、いずれも多いところで、九州北部で200ミリ、九州南部と東海で150ミリと予想されています。
気象庁は土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。