融解層のreview

・まず、時系列にまとめる。
レーダ観測;
◇初期ryde1940〜1970
レーダとゾンデ比較は60年代の研究。
航空機観測?
>>過去のレビューの確認
■Application of Dual Polarization Radar Melting Layer Detection Algorithm
 S. Boodoo, D. Hudak, N. Donaldson, M. Leduc
 Journal of Applied Meteorology and Climatology
 >アルゴリズム作成。航空機は比較(検証)のために利用@1005
■Measurements and Simulations of Nadir-Viewing Radar Returns from the Melting Layer at X and W Bands
 Liang Liao, Robert Meneghini, Lin Tian, Gerald M. Heymsfield
 Journal of Applied Meteorology and Climatology
 >XとWの比較。航空機はXを搭載した、ということでin situではない。
■A Study on the Feasibility of Dual-Wavelength Radar for Identification of Hydrometeor Phases
 Liang Liao, Robert Meneghini
 Journal of Applied Meteorology and Climatology
 Volume 50, Issue 2 (February 2011) pp. 449-456
 (DPRの予備研究)霙は難しい




◇中期?1970-1990
トピック:大規模レーダ観測、大規模プロジェクト

◇近年?
1990〜2010偏波観測が開始・衛星観測が開始(TRMMなど)
大気レーダ
◇現在?
予報モデルとの結合???

・ただし、分野はまとまった方がよい。
考えられる流れ(キーワード)←「モデル」と「観測」は分ける。「利用」もある。
*観測:RHI,PPI,体積観測でなにがわかるか?
#レーダ観測
○観測形体
「鉛直観測(1次元レーダ)」「RHI」「PPI」「体積観測(3次元観測)」
>>「鉛直観測」についてはVPRによって精度向上を図る。”ブライトバンドは精度向上に有効”ということがある。←一つの分野。

○周波数
「S,X,C,W」(あまり言及されないがわかった方がよい)
「単偏波観測」「二重偏波観測」(円偏波はあまり見かけないがあるかもしれない)
○観測期間
「プロジェクト内での短期間の観測」「事例解析」「連続観測」
#レーダ以外の観測(降水粒子の融解について)
◇その場での観測(in sitsu)
○航空機観測(流行り廃りがあるのか、近年、それほど活発ではない)−−−上空
○目視(otake1964のみ、村越?、2DVDを用いた観測がこれから進むだろう。)−−−−地上
○観測機器としては2D−Grayがある。
◇遠隔観測
○衛星(現在の流行)

*モデル:誘電率のモデル(Febryら)、融解層そのものを表現しようとしてるモデル、メソモデルの中での融解層の解釈
○ブライトバンド(融解層)の再現モデル
「Febry」「横山・田中」
○降水粒子融解現象のためのモデル
モデルの目的;衛星からの定量観測、地上観測の精度向上のため
○粒子判別のモデル(プログラム);;もともとは豪雨監視のために上空に霰・雹の存在を確認しようとしていた。

*利用>>前の記事へ移動しよう。
○粒子判別
○融雪モデル